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おおやまさん、と言う方が、当ブログをたまに読んで下さっている様だ。市の職員をされており、生活保護110番という、極めて社会性の高いサイトを運営していらっしゃる。今年になり、「生活保護VSワーキングプア」と言う興味深い書籍を出版されいて、今回ようやく時間を見つけ、拝読させていただいた。



  

まっとうな感想などは、アマゾンなどのサイトを見ていただくと沢山掲載されているので、そちらを参考にして頂ければと思う。今回私が本件を記事にした理由は、この本が、20年30年後の日本社会の姿を暗示するものだと思ったからだ。

この本は「生活保護VSワーキングプア」がタイトルだが、実は副題として付けられている「若者に広がる貧困」が、主題なのだと思う。

日本で「貧困」などという単語は、とうの昔に忘れられたように感じるかもしれない。しかし、この本を読むと、発展途上国型には無いタイプの貧困が日本に登場して、それが急速に広がりつつある姿をイメージする事が出来る。

ホームレスやワーキングプアは、目にしたりテレビで取り上げられるケースが多いので、想像しやすいだろう。が、新型貧困層は、表に現れる事無く、じっと身を潜めている。なかなかそれに気がつきにくい。

また、予備軍も大変多いように感じられる。

例えば当ブログにたまに登場する隣の娘さん。今年高校1年に進学したものの、全くやる気が無いのかすぐに学校に行かなくなり、毎日ブラブラしている。それでもまだ毎日家にいたが、最近はどうやら彼氏の家に泊まりこむことが多くなったようだ(帰宅しない日が多くなった)。

しかも、気がつくとこの娘さん、バイクを運転するようになった。いつの間に免許を取ったのか? そして今までバイクに乗っていた彼氏は、車を運転してこの家に乗り付けるようになった。昼間から乗り付けるので、彼も仕事をやっているようには見受けられない。

運転免許の費用は誰が出したのだろうか? クルマは誰のものなのだろうか? 恐らく親だろう。が、親が他界したらこの若者たちは、どうやって暮らしてゆくのだろうか? 一般論だが、高校に1年も行っていないため、本来身に付けるべき社会性が、極めて脆弱である事が推察できる。おまけに学歴も無いため、働こうにも極めて低賃金の仕事しか無いだろう。

今は、まだ良い。が、あと10年したら、ますます単純労働は出稼ぎ外国人が担う事になるかもしれない。そうなったらこの若者たちは、完全に生活が立ち行かなくなる。そういう時に限って、子供が出来ちゃったりする。

隣家の娘だけでない。ミクシイをやっていると、「彼氏との間に子供が出来ちゃった。それが分かったら彼氏は逃げてしまった。子供は赤ちゃんなので仕事も出来ないし、家にいると親は出て行けという。出て行こうと思うんですが、生活保護って受けられますか?」と言う類の書き込みがかなり多い。

ミクシイでこれだけいるのだから、その背後には同じような若者がわんさかいると推測できる。

当然この人たちは、今の制度では生活保護は受けられない。となるとこの人たちは人知れず家にこもり、外からはうかがい知れないどん底の生活をするか、もしくは無理して働き、いずれ倒れるかの二つの道しか残されていない

いったいどうしてこのような社会になってしまったのだろうか? 

以前石原都知事が、ニートを指してこう発言していた。「彼らは将来やりたい事が無いらしいね。自分で自分のやりたい事が見つからないんだから、どうしようもないね。ああいうのは」と。

が、「ああいうの」を放って置くと、日本の生活のシステムがどんどん狂って行く事になる。生活苦に陥った人は犯罪に走る可能性は高い。彼らの多くがもし生活保護を受給したら、我々の貴重な血税が、途方も無く使われる可能性もある。

生活保護VSワーキングプア」は、他人事のようであった先進国型の貧困が、実は既に日本に蔓延している事を、強く警告している貴重な書籍だ。具体的な解決案の提示もなされている。がしかし、それを実行しようとなると、多くの国民のコンセンサスが必要となる。

年金問題でこれだけ大騒ぎになっているご時勢、もしも著者の提案をマトモに議論すると、国中が紛糾する恐れすらある、深刻な問題だ(例えそれが建設的な提案であっても)。

先般、週刊ダイヤモンドに小さな記事が掲載されていた。「世界で一番冷たい日本の格差社会」と言う記事が。

投稿者はハーバード大学の準教授。彼女曰く、「アメリカは国の福祉機能が小さく、利潤追求と市場原理を重視している。しかし、市場で失敗した人たちに救いの手を差し伸べるのは、巨大な力を持った非営利組織であり、数え切れぬほどいるボランティアだ。欧州では、市場で失敗するのは個人だけの責任では無いので、国家が助けるのが当然だ、と言う考えが強く、国の福祉機能が強い。

それに対し、日本はアメリカのような非営利組織は少なく、国も助けない。日本は先進国で最も貧困層に冷たい社会である。このような状況で、日本の成長が持続可能なのかを、日本人はよく考える必要がある」と。

そこで私は自問自答する。私は隣の娘を助ける事ができるのか?という事を。意欲や目的意識を持つような生活をするためのアドバイスをすべきか?余計なお世話だと煙たがられるだろう。ではお金を提供するか?冗談ではない、逆にこっちが恵んで欲しいくらいだ。

日本についに蔓延し始めた新型貧困の問題。これの解決は、極めて多岐に渡る社会のひずみを、根気強く、一つずつ解きほぐしてゆくようなもので、10年単位で時間がかかるかもしれない。しかし今からやらねば、私たちの子供の世代は、問題の代償を、何らかの形で払う事になる。

時間のある方は、一度この本に目を通しておいた方が良いと思う。もしかしたらご自分の子供が、同じ立場になる可能性もある。それだけは困る、と言う狭い視点からでも良いので、一読される事をオススメする。(これほどの良書が720円ですから、価値に対するプライスとしては非常に安い)

P.S. ちなみに管理人は「予算が無くなってもいいから、ドンドン生活保護費を支給しても構わない」、と言うスタンスです。なぜなら、私の妻の母が、極貧にあえいだからです。妻もその犠牲となり、家財道具一式をサラ金に差し押さえられた家の中で、茫然自失となった経験があります。

なにより、借金まみれになった母の夫がDVに走り、まだ子供だった妻も、精神的に甚大なダメージを受けました。うつ病が治らなかったのは、その時のダメージがあったからだと考えられます。

母は今でこそ毎日食べていける生活ですが、貧困にあえいでいた時の生活は、ブログに書く事さえはばかられる状況がありました。

妻が高校生の時、デートに着る服にも事欠き、みすぼらしい格好で現れた時の事も、一生忘れないでしょう。

妻とその母は、日本の貧困の、先駆的存在でした。そして日本という国は、彼女たちを救わなかったし、今も救えていません。救うシステムが無い事が、最大の問題なのです



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コメント
この記事へのコメント
拝読しました。丁寧に読んでいただき感謝に堪えません。

でも、タイトルはやっぱり「生活保護vsワーキングプア」なんです。

ワーキングプアの若者に生活保護を出すのか、出さないのか。あなたはどちらを選ぶのか。

それが一番言いたかったので。
2008/02/24(日) 23:41 | URL | 大山典宏 #feqqZbOQ[ 編集]
大山様

わざわざコメントを残してくださるとは、感激です。
ワーキングプアはNHKで放映されて反響を呼びましたので、私なりに少し、視点をずらしてみました。申し訳ありません。
ワーキングプアは、他人事ではありません。私も、今の生活は安定性が無いので、ワーキングプア転落の可能性は十分あります。
様々な所から情報を得て、さらに考え付く限り行動を起こし、そうならないように努力します。
今回著作を拝読し、少なくとも生活保護に対する心理的な壁は、かなり無くなりました。何か有った時のバイブルとして、我が家の狭い本棚に、収納する事と致します。
2008/02/25(月) 20:39 | URL | コメレスです #ZTGLyrdM[ 編集]
うわっ!著者本人からコメントですか。ビックリです。
塾長さんの感想を読んでワタシも読んでみたくなりました。
ワーキングプア。難しい問題だよね。

ワーキングプアの若者に生活保護を出すのか。
もしそれがあると分かったら、「じゃあいいや。保護貰えば」
と、いう最初から頼ろうと考える人の対策があればいいんだけど。。。

本を読んだら色んな考えが出てきそうですね。
絶対読みます!!
2008/02/27(水) 21:33 | URL | chaac #mQop/nM.[ 編集]
chaacさん

「じゃあいいや。保護貰えば」の具体例として、畠山鈴香被告が出てきたりして、本当に考えさせられます。ワーキングプアの場合、好き嫌いに係わらず働こうとしている点でまだ前向きなので、どのようにしたらよりゆとりのある働き方ができるのか、またはどうしたら生活が転落する事になるのか、若い頃からファイナンシャルインテリジェンスを身に付ける教育が必要だなあと、感じました。あとは、私は官僚機構に大変ネガティブですが、生活保護を担当する係員とか、学校の先生とか、警察官のように、増員すべき所は3倍くらいまで増やすべきなんじゃないかと、これは10年前から思ってました。本当に、色々考えされ去られる書です。
2008/02/27(水) 22:05 | URL | コメレスです #ZTGLyrdM[ 編集]
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