3人の子連れシングルファザー主夫がその日常生活を公開!  子育ての記録、お出かけの記録、大切なお話、メッセージなど。

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AKO.jpg自殺と言う死に方は、実にショッキングだ。しかしながら、身内の自殺を経験し、その傷が癒えてきた今思うと、自殺と言うのは別に驚くべき死に方でもないような気がする。

昨日、全国の交通事故死者数が、5000人台になったとの報道があった。ちょっと前までは1万人以上もの人が死んでいたので、極めて大きな改善である。特に飲酒運転の厳罰化の効果が大きく、福岡で犠牲となった幼い3人の子供たちの命が、その後の世論を後押しするのに役立っている。

しかし、自殺と言うのは、交通事故死者数の実に5倍以上、約3万人と、驚くべき数字だ。自殺率も、先進国の中で、日本がダントツに悪いのだそうだ。

自殺というと、自ら命を絶つ行為、と認識されている。なので、「自業自得」的なニュアンスで語られる事も多い。愛する妻を、夫を、そして子供を残し、どうして死んでしまったのか!? 残された者の苦しみを考えた事は無いのか? 社会に迷惑をかけているのが分からないのか? ・・・・こういう感覚に惑わされる事が大半だ。

もしかするとだから、自殺者を減らそうと言う、強い世論が湧きあがってこないのかも知れない。

しかし、自殺と言うのは、「病気の症状」である、との、非常に重大な認識が、日本では大いに欠けている。いくら辛い事があっても、病気でない人間は、とてもじゃないが怖くて自分から死ぬなんて事はできない。不治の病に苦しんでいる人が、苦しいからと言って自殺する事が無いのに、どこも痛くも痒くもない人が、どうして自殺するのか? みんなそこが、分かっていない(以前の自分もそうだった)。

以前、
うつ病に苦しむ方と、うつ病をご存じない方へという記事を書いた事があるので、自殺を理解できない人は、まずその記事を読んでいただきたいと思う。自殺する人の7割前後の方が、うつ病、もしくはうつ状態にある、と言われている。だから、自殺を防ぐには、自殺と言う「病気の症状」を引き起こす原因、つまり「うつ病」そのものを絶つ、さらにはうつ病になりやすい社会全体を見直さなくてはいけない。

最近、うつ病で会社を休む人が後を絶たないと言う。と言う事は、自殺予備軍が次から次へと生まれているわけで、この状況は、非常に由々しき事態である。

飲酒運転を厳罰化して、交通事故が減ったように、うつ病になりやすい職場とその割合をリストアップしたり、さらには上場企業では個別企業ごとに、うつ病の発症割合のデータを取って、社会に公表するくらいの対応をしても、良いと思う

企業の社会的責任、と言う言葉があるが、その一環として、うつ病を防止する職場環境づくり、もしも発症してしまったら、官民一体となってケアする仕組みを、早急に作らないとだめだ。

もちろん、個人個人の意識の改善、これは社会の啓もうとなるが、これもやらねばいけない。「すべてを放り投げて、勝手に死んでいった人間」などと言う、古臭くて間違った認識を、大至急改める必要がある

啓もうと言う点では、マスコミのレベルの低い報道、自殺者本人の名誉を棄損し、自殺者遺族の心をえぐるような、最低の報道(私はテレビを一切見ないが、おそらく川田亜子さんの自殺の件では、そのような報道で溢れ返っている事だろう)に、規制をかける、ガイドラインに抵触したら経営責任を問うくらいの、社会の強い視線が必要だと思う。

繰り返して書くが、自殺と言うのは普通の状態では出来ない。自殺するのに、周到な準備をする事は可能だが、だからと言ってそれが「責任能力」のある証拠と言う事は出来ない。

自殺は、本人の意思ではない。大半が、脳神経系統の疾患である「うつ病」が引き起こす、単なる「症状」にすぎない。自殺とは、死に至る症状である、との認識が、まず何より大切である。決して、本人の意思で思いとどまる事の出来るような、そんなものではないのだ。(病気によって、死にたいと洗脳されてしまった状態、と表現すれば、少しは分かりやすいか?)

自殺と言うのは、皆目をそむけたくなるけど、今の日本では、とてもポピュラーな死に方です。それを、しっかりと頭に入れてほしい。100人友達がいたら、3人ないしは4人が、自殺で死んでいきます。40歳未満だと、2人いたら1人は、自殺で死んでいます。

意外と、身近な死に方なんです。本来はそうであってはいけない。けれども、今はそうなっている。だからこそ、ただ目の前の状況、つまり、自殺と言うピンポイントの部分だけ見るのではなく、そこに至る道、原因の部分にスポットライトを当てねばならないのです。

自殺なんて、俺には、私にはありえない!そう思っている人が大半でしょう。自殺で死んでいった、妻もそうでした。しかし、年に3万人も死ぬ。交通事故死よりも5倍以上も死ぬ確率が高い。次に自殺するのはあなた、もしくは隣に座っている大切な人である可能性は、決して低くはないのです!

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コメント
この記事へのコメント
マスコミの「なぜまわりは気づけなかったのか」「止められたのではないか」との無責任な発言に、川田さんの周りの方が自分を責めていないか、苦しんではいないか、気になります。
自分の大切な人を失った悲しみに加えて自分自身を責める苦しみは本当に悲しく辛いものです。
誰も悪くないのに、本人や遺族を悪者にしないでほしいですね。
川田さんのご冥福と残された方の心の安静を祈るしかできません。
2008/05/28(水) 23:50 | URL | なつ #-[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008/05/29(木) 00:05 | | #[ 編集]
なつさん

本当にそうですね。自殺してしまった川田さんが一番不憫なのは当然として、今は「生きている」遺族のケアを第一に考えないといけないです。たぶん、二度と味わえないような、苦痛にまみれているはずです。この苦痛、まさに地獄の責め苦のようなものなんですが、これによって、遺族までうつ病になるケースも多いんです。遺族の心のケアと洪水のようなテレビ報道、いったいどっちが大事なのでしょうか…。
2008/05/29(木) 22:24 | URL | コメレスです #ZTGLyrdM[ 編集]
面白かったです!また遊びに来ますね。
2008/11/18(火) 01:02 | URL | かな #-[ 編集]
かなさん

ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
2008/11/18(火) 21:42 | URL | コメレスです #ZTGLyrdM[ 編集]
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