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母親への苦い思いと受容についての記事を書いた時、おそらく抗議のコメントが殺到するだろうなと、覚悟した。でもこれは、ブログ開設以来、どうしても書かねばならない記事の一つだった。

私がブログを書いている大きな理由は2つある。

まず1つ目は、「私が死んだ後に、子供らが親父を回想する時の、1つのツールとして利用してほしい」という思い。当然子供たちは、母親の死についても想像をめぐらす事だろう。あの時親父はどう考えたのか?口にはしなかったけど、頭ん中ではこんな事考えていたのか、と言った情報を残しておきたかった。(なんだかまるで、明日にも死にゆくようですね、この書き方)

そしてもう1つは、ブログが持つ「ロングテール」の効果を利用して、「マス」メディアでは対応不可能な、「マイノリティー(少数派)」の人々(まあ有る意味、この中に自分も含みます)と、全国規模でやり取りをする事

特に、今回の記事は、後者の反応が予想以上に大きかった事に、私自身、大変驚いた。反応が大きいと言うのは、実はつらい経験を持っている人が、かなり多いと言う事なのだろう。

子が、親に対する屈折した心情を告白する。・・・・これは、いろんなブログを読んでも、面と向かって記述しているところは意外と少ない。コメントで手のりたまさんが仰っているように、「親は大事にしなければいけないって考え方」が根底にあるからかも知れない。

しかし、その考え方はあくまでも一般的な事、親に虐げられた経験を持つ子供たちからすると、「経験者以外、理解不能な事」であるし、「一般常識が必ずしも正しいとは限らないケースもある」という事。

運動靴さんの言われる「普通の人」にも、理解するしないは別として、一応知っておいてほしいし、普通の人の家庭が、ある日突然「少数派」家庭に変貌する可能性はあるから、その意味からも「このような人がいるんだ!」と言う理解は、必要なのだろうと思う。

実は今回、こんな記事をようやくにして書く事ができたのは、ちょうど「鬱の力」と言う本を読んでいて、その中に他人事とは思えない記述を見つけて、書くなら今がその時だと思ったからだ。

(ちなみに、とおりすがりさんが考えるように、記事にしたからと言ってスッキリする事など、ありません。記事を書いた日は精神的に疲労困憊して、全く仕事が手につかなくなりました。
シングルファザーになるまで、と言う記事を書いた事がありますが、たったあれだけの事を書くのにも、2,3カ月も要しました。こういう記事を書くのは、精神的に、恐ろしく疲れるものなのです)

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その記述とは、「ほとんどのケースで、(自殺で遺された)家族は崩壊してしまいます。痛手を乗り越えて仲良くやっていく人もいますが、多くの場合、『あんたが悪いから死んでしまった』と言って、罪をお互いになすりつけるようになる。結局、家族がうまくいかなくなるケースが多いですね」と言う部分。

実際我が家も、別の形で家族が崩壊する可能性が極めて高くなった。とおりすがりさんが仰るような、「親が勝手に家事をするのは、親としては当たり前の行為」ではないステージに突入した。(そう言えば、勝手に家事をするのは当たり前の行為ではないような気がするのですが。子供にやらせる方が、むしろ当たり前では?)

ただでさえ妻の死によって、地獄の底にでも突き落とされたかのような大変な苦痛を味わっている中、それでも食うために「世界で最もハードワークで有名な企業」に働きに行き、ヘトヘトになって疲れて帰ってきた時に必要なのは、家事でもお世話でもなくて、「精神的な癒し」や「安寧」なのです。

ウチでは罪の「なすりつけ」は無かった。けれども、親子(私と子どもたち)の関係にまで手出しをする家事があまりに多く、さらに「あんたこれからどうするつもり?」という配慮の無い質問によって、私は確実に追い詰められていった。

結果、私自身がイライラ感の制御不能状態に陥り、長男に殴るけるの暴行(まあ、蹴っ飛ばしはしなかったけど、過度にひっぱたいたと言う事)と言う虐待行為にまで至ったし、同時に抑うつ状態にもなった。

ただし、「家族の崩壊」一歩手前だと気づけたのは幸いだった。抑うつ状態から、「消えて無くなってしまってもいい」という思いを感じて、ハッと気がついて、「病気が進行したら、これが自殺念慮につながるんだ!」と恐れおののき、とにかく両親から距離を置かないと、「私はどうでもいいとしても、子供たちが取り返しの無い事になる!」と強く考え、まだ自分をコントロールできるうちに、田舎に転居した。

たぶん、東京で暮らしていたら、気が狂っていたと思う(この表現は非常に不適切ですが、分かりやすくするために使いました)。 本当に、私が自分を取り戻す事ができたのは、とてもラッキーな事だった。

ところで、前回の記事で文章力の無さから皆様に誤解させてしまったかも知れない部分もある。それは、

母親の事を感謝もしているし、そもそも母の事、私は好きである

と言う事。確かに、あの文章からは読み取れないかも知れないし、とても反省している。

母親が上手に子供(つまり私)と距離感を取る事が出来ないのは、母がきちんとした愛情の中で成長したのではないから。

母が確か6歳の頃、母の母は死んでしまった。その後の母の、最も多感な頃の苦難に満ちた成長過程に思いを巡らすと、今では親の立場になった私からしても、とても不憫な事だと思うし、今のように情報を容易に入手できない時代に有っては、それはそれで大変な苦労をしたんだと言うのが、なんとなく分かる。

だから、橋の上から何度も突き落とされそうになろうが(そう言えば、こんな事やるから、余計に育てにくい子供になるんですね)、鼻つまんで飯を口に入れられようが、その事は全く恨みつらみは無い。

記事のタイトルに有るように、「母親を受容」するにはどのようなプロセスが必要なのか、実は私が知りたいのは、この点に有る。もう、年を取ってしまった母親の性格を変えるなど、出来る訳もない。いまだに我が家にやって来ては、私の精神に不快な言葉を連発しているが、抑うつ状態が無くなった私は、それをやり過ごす事が、かなり出来るようになった。

問題はその次ぎ、だ。なつさんが仰るように、「言いたいコトは相手のいるうちに全部伝え」なければ、何にもならない。父親には、それを伝える事ができずに、逝かせてしまった。どうしても、母への愛情は、伝えねばならない。

伝えるには、今しばし時間が必要だ。クソッ!どうしたらいいんだ!!?? 本当に悩む。

夜中の3時にトイレに起きて、その事を考えたら、すっかり眠れなくなってしまった。このコメレス記事、実に2時間半もかかって、書いています。今日も仕事は無理そうだ・笑。

でも、こうやって悩む中から、答えを自分で見つけて行くんだろうな。それでいいんだと思う。

そして、「こんな事を考えているって、私と同じ(もしくは近い)!だけど親に対してこのように思ってしまうなんていけない事だ」とか、「後ろめたくて考えたくも無かった」とか、ある種の息苦しさを感じている人に、「そうそう、ここに同じような私がいるんですよ!」と言う思いをシェアできたこと自体、この記事を書くのは有意義だったと思う

と言うか逆に、コメントを頂く事で、私自身の胸の上に乗っかっている重しが、それなりに軽減された気分にもなった。苦しんでいる、もしくは苦しんだ経験のある人、私たちは一人じゃなかったんですね!

最後に、異論はあるかも知れないが、手のりたまさんの「私は別に誕生日は母にありがとうと言う気はありません。元気な赤ちゃんとして迎えられるよう大事におなかで育てて、必死に生むのは母親として当然のことだからです」と言う考え、僕は好きだ。

赤ちゃんを産む事の出来る女性だからこそ持てる考えなのか、この強さに、私は感服した。


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この記事へのコメント
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008/08/03(日) 00:45 | | #[ 編集]
私は塾長さんの言ってること
すごく理解できる。
4年前、本で機能不全家族の言葉を知って
自分に当てはまってしまって
ショックだった日の事を思い出しました。
ちょうどカウンセリングに行ってたので
安全な場所で重荷を吐き出せました。
同じ境遇の人たちが集まる自助グループには行かなかったけど
そういう場があるのも始めて知りました。
塾長さんは、抗議のコメントのことも頭に入れて書かれていたのですよね。
すごい強いなぁ。。。
打たれ弱い私は、塾長さん尊敬してしまいます。
2008/08/04(月) 07:48 | URL | いちご #-[ 編集]
はじめてコメントさせていただきます。
妻が出産後うつ状態になり、右往左往している間にこちらのブログに辿り着きました。
いつも前向きな塾長さんのブログを見て、元気をいただいております。

妻の病気が明らかになった後、義母が度々泊まり掛けで
様子を見に来るようになったのですが
義母の帰宅後、決まって妻の状態が悪くなります。
「末っ子だから気持ちが弱いのかしら」などといった何気ない義母の一言が
妻にとって大変なストレスとなっているようです。
もちろん義母は100%娘(妻)を心配しているのですが、
「実の娘が母の心配をストレスに感じるという気持ち」への負い目が
さらに妻を苦しめています。
私は割と無条件に父母を許容できるタイプでしたので、
こういった事がなければ、先日の批判コメントを書いた方の立ち位置に
近かったのかもしれません。
親子の距離感というのは、親子の数だけ違いがあるということを
痛感しています。

今は妻の病気がなければ、こういったことに気付くことも
妻の知らない一面を理解することが出来ずにいただろう、と
ポジティブに考えるようにしています。

これからも拝見させていただきます。頑張って下さい。
長々と失礼いたしました。


2008/08/04(月) 18:29 | URL | todd #-[ 編集]
いちごさん

「尊敬してしまう」は、どこをどう見ても、逆立ちしても、言いすぎでしょう・笑。
大体親子でこんな状態なんですから、尊敬とは程遠いです(一般論ですね、これは)。
私もカウンセリングを受けた方が良いかもしれません。最近強くそう思います。とにかく食ってかなくちゃいけないので、ある意味自分を犠牲にして、仕事ばっかりしています。
仕事に打ち込むと、とても満足なんです。ただし、それは親子関係から逃げている、という解釈もできますから、こういう問題はつくづく複雑だなあと思います。
いちごさんのように、「建設的」な行動を起こせる方が、よほど尊敬に値しますよ!!

toddさん

コメント、本当にありがとうございます。こういう記事を書くのは、げっそりするほど疲れます。けれども、やっぱり同じような思いを感じている人が、とても多いんだと改めて知りました。
親子でどうしてこんなに確執が生じてしまうのか?もう頭おかしくなるほど考えた挙句私が今思っているのは、本来動物は、「子供が成長したら別々の生活をする、つまり親離れ子離れが必須である」という本能が刷り込まれているからなのかなあと思ったりします。そこに、後天的な「親の子への愛情の度合い」、「虐待などの精神的なダメージ」、「子供の受容的な気質の強弱」等々が複雑に絡まり合って、作られていくんではないでしょうか?
toddさん、ところで奥さま、心療内科に一度行かれてはいかがでしょうか? また、うつに関して理解を深める事の出来る簡単な本を、お母さまにも目を通してもらう事が必要かもしれませんね。
もしもお母さんにも原因の一つがあるとしたら(うつは複合的な要因で発生するので、お母さまだけが原因と言う事はないと思いますが)、お母様と奥さまを橋渡しする、大切な役目がtoddさんにあるかもしれませんね。
焦らず、頑張らず、のんびり治していこうぜ!と言うのが、最も大切な考え方です。
ただし、私は経験者なので分かるのですが、うつの人を目の前にすると、本当にその応対は大変ですよね。toddさんも、リラックスした生活が送れるようになればいいなと、願っています!

2008/08/05(火) 17:52 | URL | コメレスです #ZTGLyrdM[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008/08/06(水) 19:47 | | #[ 編集]
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