3人の子連れシングルファザー主夫がその日常生活を公開!  子育ての記録、お出かけの記録、大切なお話、メッセージなど。

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世の中、本当に複雑になったものだと、そう思う。

先週、小学校の運動会が開かれた。4年生の次男は「リサイクルアドベンチャー」と言う競技に出場した。

この競技は、スタート直後にカードを拾って、そのカードに書かれているゴミを拾い、リサイクルボックスに入れ、最初にゴールした人が勝ち、と言いうもの。

いかにも時代にマッチした競技だし、小さい頃からエコロジー感覚を身につけるのは、日本の将来の立ち位置などを考えると、とても良い事だなあとは思う。

私自身、かなりのエコ派人間でもある。が、ここ最近、エコロジーが必要以上に浸透しすぎなのではないか?という疑問を持ちつつあった。

特に、「スーパーのレジ袋を削減しましょう! マイバッグを持参しましょう!」運動がここまで騒がれるに至って、「こんなにも声高に叫ぶ人がいると言う事は、そこに何か大きな利益や権益を保持する人が必ず存在する筈だ!」と直感して、少しエコに距離を置くようになっていた。

そんな矢先に読んだ本がこれ。

偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書 (た-5-1))
偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書 (た-5-1))武田 邦彦

おすすめ平均
stars目から鱗の…とはいきませんが。
starsちょっと我田引水っぽいかんじもしますが…
stars全く同感です
starsひとつの物の見方として面白い
stars環境問題よりも教育問題の深刻さを思い知る本

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ここで書かれている内容、私自身がなんとなく疑問に感じている身近なテーマが多かったので、結構面白かった。

が、例えば、「割り箸はそもそも木材の切れ端を利用しているのであって、本来捨てるしかない部分を再利用しているから、とても良い仕組みだ、それを否定する事は単なるヒステリックな反応でしかない」とは知っていても、最近外国から流入してくる割り箸は、「捨てる部分でなくて、最初から割り箸に使われることを前提で、森林伐採された木材が使われている」などと言う事を知って、外国産の安い割り箸を使用していた自分としては、結構ショックだったりした。

スーパーのレジ袋などは思い違いの最たるもので、僕は「年間の使用量が○百億枚なんです!」なーんて言いだされたのを機に、マイバッグの利用は一切やめた。

だって、枚数でなくて、本来はトン数で比較しなきゃ、意味ないですからね。完全に単位でごまかしている。

案の定、この本には書かれている。「レジ袋に使用されている石油成分は、年間25万トン」と。僕がプラスチック業界で働いた経験からすると、こんなのはカスの中のカス程度にしかならない

マイバッグ持参運動が、地球温暖化防止に全く役に立たないこと甚だしい。そもそもレジ袋に使われる石油成分は、本来捨てるしかなかった。それがあまりにももったいないので、レジ袋にして無料に配布した、が、その用途が駄目だとなると、また捨てるしかない、と言う流れになるらしい。

結局、一番得するのはスーパーマーケットなのです。

特に私が感心した話は、ペットボトルのリサイクルの部分。最近はなんでもかんでもリサイクルの風潮になってきているが、著者は、ペットボトルのような本来リサイクルに適していないものを無理やりリサイクルするのはいかがなものか?と疑問を呈している。

そもそも、ペットボトルをリサイクルしたところで、再利用する用途が全然無いので、行為自体が無意味になっているのが実態らしい。

が、自治体は無理やりリサイクルしようとする。しかも、国民の貴重な税金を、ペットボトルをリサイクルするのに、キロ当たり400円以上も経費として費やしているらしい。

でも国内にリサイクル後の用途が無いとしたら、どこに流れていくのか???

答えは、中国

なんと、キロ当たり50円弱で売られているそうだ。

と言う事は・・・・・、税金を使って400円で回収したモノを50円で転売する・・・・・、仕入れ値400円の商品を50円で販売する馬鹿な業者がこの世に1つとして存在するだろうか???

私はこれを読んだ時、あまりのアホらしさに、呆然となってしまった。

偶然、一読後に地域のリサイクル活動に参加する機会があった。その時資源ごみの収集に来た業者の兄ちゃんに聞いてみた、「回収したペットボトルって、日本じゃ使われないんでしょ? みんな中国に行くのかい?

その兄ちゃん、「ほとんど中国ですねえ・・・・

とすると、税金の400円分を使って、一体誰が得をするんだろうか??

この本にはそこまで書かれていない。ただし、業者と、そこに天下りする公務員の存在が、暗に提示されている。この本に書かれている様な事を自治体が公表していないという事自体が、極めて怪しげである。

これ以外に、日本よりはるかに狂牛病のリスクの少ない米国産牛肉を拒否する「可笑しさ」など、良く調べないで「エコだからこれでいいんだ」といった行動パターンが、実は全くの無意味だったり、エコではなくてエゴだったりするテーマが満載である。

私が楽しんだ記事は、他に次の通り。

・温暖化はCO2削減努力で防げる? ⇒ 防げない・・・・温暖化防止で日本人に出来る事は何もない
・生ごみをたい肥にする ⇒ 間違い・・・・日本の生ごみは有害物質だらけ
・牛乳パックのリサイクル ⇒ 意味無し・・・・・紙全体の0.4%にしかならない
・食品トレイのリサイクル ⇒ よくない・・・・・結局大半が捨てられてる
・アルミ缶のリサイクル ⇒ リサイクルの優等生・・・・・ただし、役所が集めるのは恐ろしく不効率

などなど。

読んでいて一番気に入ったフレーズは

意味がない行為は意味がないと認める勇気を!

そして

こころが満足していると、物は少なくて済む


で、冒頭の小学校の運動会に戻る。学校の先生方は、「リサイクルはいい事だ」と信じ込まされているために、子供達にもそのように教えているにすぎない。教わる子供は、本質よりも見た目でリサイクルを判断する事になる。

こう言ういい加減な事で子供たちがニコニコしているとは、僕はちょっと背筋が寒くなった(先生方が悪いのではない)。

リサイクルなんて言うテーマが出てくる前の日本はシンプルでよかった、と思う。

ただし、そんな30年前の生活に戻れって言われたって、絶対無理だ。だとしたら、自分のゴミがどのように流れていくかをイメージしたり、知ろうとするのが賢明なのだろう。

エコロジーと言う耳に優しい言葉を使われる事で、私たちは実は、ある特定の人たちにカモにされているという事を、知る必要があるだろう

最後に、僕は「地球に優しい」という言葉が大嫌いだ。こういう言葉こそ、見えるものを曇らせる。地球は人類が滅びようが、今の自然が大きなダメージを被ろうが、知ったこっちゃない。

そう言う言葉でなくて、せめて「人類が生きていくために」の方がしっくりくるし、もっと分かりやすく言うと、「自分にとって害が無くて経済的にも損しない」と言うのが本質だと思った方が良い。

●なお、著者の武田氏は賛否両論のある人なので、下記も参考にしてください。

ウィキペディア:武田邦彦

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コメント
この記事へのコメント
利権利権って、自分が印税献上したことに気づかないのか・・・


http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1416150624
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3015591.html


2008/09/27(土) 14:38 | URL | #-[ 編集]
よくエコだと世間では言いますが、私自身はエコはエゴでしかないと思っています。

リサイクルと言いますが、そんなこと言うなら無駄なものを作らなければ良いのです。
それこそ最高のエコではないでしょうか。

人間が『地球に優しい』と言うのは地球を馬鹿にしてるのと一緒だと思い、本当に地球を思うなら人間はこんだけ破壊してるんだからいなくなるのが本当に『地球に優しい』と言えると思います。
言葉としてはかなり言い過ぎるところがあるかもしれませんけど・・・。
2008/09/27(土) 17:07 | URL | にっしー #oRooDVwU[ 編集]
にっしーさん

「地球に優しい」とは、誰が最初に言い出した言葉なんでしょうね? 日本語って、こう言うあいまい(と言うか、いい加減の方が適当かな?)な言い方が出来ちゃうところが悩ましいです。
ただ、私は環境過激派にも、一定の理解はしているんですよ、実は。人類の長い歴史の中で、環境を保護しようという流れが出来たのは、ほんの最近のことなんですよね。だから、多少?苦々しく思っても、100年単位の長い目で、見守るというか育てていかにゃーならんのかな?と思っています。
2008/09/29(月) 00:17 | URL | コメレスです #ZTGLyrdM[ 編集]
はじめまして
ブログ村から参りました……
東京の某大学の大学院で自然環境を先攻しているものです。

例えば、割り箸に関しては、ブログ主さんの元の認識であっています。

武田邦彦氏の主張に関しては、以下で検証していますので、ぜひご笑覧ください。http://blogs.yahoo.co.jp/eng_cam_fld_tgs/folder/1028127.html

wikipediaの項目もご覧になられているようですが、私のブログの検証が、wikiの記述の元ネタになっているようです。
2008/10/09(木) 04:36 | URL | 綾波シンジ #-[ 編集]
綾波シンジ さん

とても有意義なコメント、感謝です。いろんなところで、科学的な反論が冷静になされているし、僕は科学者じゃないので、違う観点でこの本を取り上げています。
武田氏もこの本を書く事で収入を得るのが目的かもしれないので、それに加担している事になるやもしれませんが、彼よりももっと規模の大きな既得権益層だとか、おかしな制度とかが有るのかも知れない、という問題提起としてはまずまずだなと思って取り上げてみました。
それと、レジ袋削減とか、やたら牛乳パックとか小さいところにこだわる日本のエコ活動への疑問もありました。
科学的な視点で見させていただくと、綾波シンジさんのブログ、非常に面白いです。文系には難しいところもありますけど、たまに拝見させてください。
2008/10/09(木) 22:23 | URL | コメレスです #ZTGLyrdM[ 編集]
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