3人の子連れシングルファザー主夫がその日常生活を公開!  子育ての記録、お出かけの記録、大切なお話、メッセージなど。

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1人の人間が自殺をすると10人弱の人の精神に、甚大なダメージを与える事が分かっている。

実際に妻が自殺して、僕を含めて、妻を身近に感じていた数名が、うつ病、もしくは抑うつ状態になった。(以下、うつと表現します)

うつになると、人格が変わったかのうようになる。事実、妻の人格も、かつての明るくて優しくて聡明な人間から、とても暴力的で、短気な人間に変わった。

人格が変わると、やることなす事、全てがおかしな事になってくる。この人がこんな行動を起こすなんて信じられない! そういう事をするようになるんです。

妻だって、僕が卒倒するような事をしでかした。死んだ人間の名誉を傷つけるような事は書きたくないし、このブログはそのうち子供たちが読むようになるので、妙な事を書くと、子供たちが傷つくので書けない。

うつの人すべてがそうとは限らないし、そうだと思われると無用な差別を生むので難しいのだけど、そうなる人はそうなってしまう。

先日、僕も妻も良く知っていた家族が、その中のひとりがうつになった事によって、崩壊した

正確には、崩壊しつつある状態になった、と言う事だけど、やはりうつから独特な行動に走り、家庭に亀裂が生じた。

うつによる家族の亀裂と言うのは複雑骨折みたいなもので、夫婦二人だけでなく、父と子、母と子、お互いの両親との関係、おじいちゃんおばあちゃんと子供などなど、あらゆる部分に亀裂が走る。

こうなると、とてもすぐには修復できない。全治数か月、症状が強烈な家庭では全治数年かかる。

しかも、うつの辛いところは、やはり人によりけりなんだけど、うつが治っても、以前とまったく同じ人格が戻ってくるとは限らない、と言う事。

例えば胃を悪くして胃を摘出してしまった人が、病気が治ったからと言って前と同じ生活ができるか?と言えばそうではないのに似ていて、どこかぎくしゃくした事になってしまうのが辛い。

僕の人間性も、自分自身で分かるんだけど、以前の自分とは、少々違っている様な気がしている。

でも、僕の場合は、まだ全然マシ。

うつで最も避けなねばならないのは、やはり自殺。

うつでとんでもない行動に走ったとしても、自殺に比べると、平屋建てと100階建ての超高層ビルの違いくらい、隔たりが大きい

とんでもない行動によってダメージを被ったとしても、その後数週間から数カ月単位で、心の傷は癒えてくる。

が、自殺にまで至ってしまうと、遺された人、近しい人の心は、ボロボロになる。うつで死を選ぶ人は、もともと病がそうさせているのであって、病気によって死の恐怖心が無くなってしまうから、簡単に死んでしまう事ができる。

しかし、それを理解できない病でない人(これが正常の心理状態だが)は、それによって心が張り裂ける。

家族が分裂する事は苦しみかも知れない。

が、目の前で妻に死なれた経験からすると、たとえ家族が四方八方に散り散りになって、仮に僕への愛情のカケラもなくなったとしても、生きていて欲しかった。

生きてくれてさえいれば、たとえ一時的に苦しくなる事はあっても、例えば我が家の例では近い将来、子供たちが不要な苦労で心を痛める事は無い事だろう。僕の心が滅茶苦茶に痛めつけられる事も無かった。

さらには、親しい他人の心に怪我を負わせ、家庭崩壊への階段を登らせる事も無かった。

妻は悪くない。悪いのは、病気だ。病気になってでも、働きに出なきゃならないような世の中。交通事故死者が5000人台にまで下がってきたのに、逆に自殺者が3万人もいる、今の世の中のどこかがおかしい。

何がおかしいのか、考えても考えても、どうしても分からないのが、悔しい

3万人の自殺者に対し、10倍の30万人の人の心が甚大なダメージを負う。30年間で900万人の人の心が病む事になる。まさに、自殺の連鎖の幕が切って落とされているのだ。

虐待が親子で連鎖する事は良く知られている。貧困も、どうやら連鎖するらしいと言う事が分かってきた。

でも自殺は、親子だけでなく、近親者間、世代や性別まで超えて、連鎖する可能性が非常に強い

妻が自殺してもう数年経つが、いまだにその影響が、波紋のように広がっている。波紋は我が家とは別の社会に到達し、そこでの人間関係も傷つけ、さらに異なる波紋となって、社会全体を揺らめいていく。

もしかして、僕が一生かかっても、この揺らぎはおさまる事は無いのではないか?

夜な夜な、そんな事を考えたら、かなり居心地が悪くなった。睡眠薬があって、大助かりだ。

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コメント
この記事へのコメント
共感しきりです。
私の友達も数年の鬱で先月子連れ離婚しました。
離婚の痛手に涙する暇もなく子供との生活を維持するため働きづめ。
鬱は病気なんであって本人は悪くないのに。

2009/02/06(金) 00:38 | URL | ばぶママ #-[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2009/02/06(金) 01:02 | | #[ 編集]
うつはつらいです。
本人もまわりも。
私にとって自殺は悲しみと苦しみの終わりでもあり、新たな悲しみと苦しみの始まりでもありました。
2009/02/06(金) 02:49 | URL | ペーパークリップ #mQop/nM.[ 編集]
自殺してしまうのは、
病気だったからなのでしょうね。

ギャンブル依存症も行き着くところは、自殺だそうです。
依存症も病気で連鎖してしまうと学びました。
元夫には、生きていてもらいたいです。子供のために。

連鎖については、なったら考えようっと(笑)
お気楽に考えてます。

でも、夜な夜な考えていたら眠れなくなってしまいそうですね。
2009/02/06(金) 22:18 | URL | いちご #-[ 編集]
ばぶママ さん

コメント、ありがとうございます!
鬱で働く事の辛さと言うのか厳しさと言うのか、何とも表現しにくいのですが、僕も経験あるだけに、理解できます。鬱の悲しいところは、当人同士が必ずしも悪いのではなく、たまたま鬱と言う、非常に理解しにくい病気であるがゆえに、離婚するケースが多い事。
鬱を乗り越えた夫婦やカップルの話を聞くと、純粋に感動します。

ペーパークリップさん

本当にそうですね。鬱は周りも辛い。でも、やはり当人が一番つらいんでしょうね。
インフルエンザの病人を看病するより、インフルエンザにかかる方が、全然辛いですもん。
自殺、これはもう、残されたものは強烈な苦しみで・・・、ある意味、死んだ人よりよっぽど苦しいんじゃないかな、と思います。

いちごさん

そうそう! たとえ離婚したとしても、元パートナーには絶対に生きていてほしいと思います。
一度でも愛し合った時間に、無駄な事など一切ありませんから。
今は僕も本当にお気楽に回復しました。いちごさんの前向きさにも、ずいぶん影響を受けましたよ!
2009/02/07(土) 20:42 | URL | コメレスです #ZTGLyrdM[ 編集]
私も鬱病持ちです。
いろいろな投稿を拝見していて、あなたの投書が一番心に響きました

死にたいと思う衝動はたまに訪れますが、自分のことしか考えていないんだと改めて、自己中心的な考えを反省しました

残された家族のことを第一に考えて、病気が完治するように努力しうようと思います
2013/12/18(水) 10:00 | URL | 匿名 #-[ 編集]
気づかれた時でいいので、教えてくださると大変感謝致します

奥様の自殺を受け止めて、自分の人生を歩み出せるまでどのくらいかかりましたか?
そのきっかけは何でしたか?
どうして後を追わないよう自分を強く保てたのですか?

まだ2月目で、本当に先が見えません
アドバイスいただけると本当に助かります、宜しくお願いします
2014/07/04(金) 15:05 | URL | まな #3/2tU3w2[ 編集]
まなさん、おはようございます。

そうですか、そのような事があったのですね。心の中が張り裂ける気持ちでおられるだろうと思ったからか、昨日久しぶりに亡くなった妻を思い出し、胸が締め付けられるような切ない感覚になりました。

僕が最初に自殺を受け入れ始めたきっかけは、自殺後1週間くらいだったでしょうか、僕が延々と泣いている隣で、子供も泣いたのかあるいは笑ったのかそこは記憶にないのですが、子供の様子が目に飛び込んできた瞬間、「いけない!死んでしまった人の事よりも、これからの家族を最優先しなければ!」というスイッチが入り、それ以来一切泣かなくなったのが最初でした。僕も死んだ方がマシだという感情もなくなりました。

ですが、そこから半年はもう、生きているのが辛いのなんのって、自分をひたすら責めたりし続けました。フラッシュバックで、時に立っているのもしんどいくらいでしたよ。

とても会社に行ってられないと思って、半年間休ませてもらったりしました。誰とも何も話したくない気分でした。

受け止めて、前に進めるようになるまで、僕は2年ほどかかったと記憶しています。もちろん、徐々に徐々に、変化していって、結果的に2年くらいかな、という感じです。

感心したのは、時間というのは何よりも薬になるという事です。人間、ツラい事をだんだんと少しずつ忘れてゆくんです。これって、自分を守る能力なのだと思いました。

もちろん自分が持って生まれた性格も大きく左右しますので、1年で立ち直る人もいれば、10年かかる人もおられると思います。

しかし、必ず立ち直ります。必ずです。天国に行った人は、生まれたまんまの幸せな状態で天国であなたを見て、そして守ってくれています。あなたもいずれ天寿を全うして、天国に行きます。そしてその時、ご主人と「久しぶりだね」って、笑顔で心を交わすんですよ。

そしてご主人は今、きっと思っています。「僕は十分幸せだから、あなたはあなたの人生をもう一回生きてください」と。どうせ後々天国で、みんな笑顔であいまみえるのですから。

最後に1つだけ。身近な人が自殺をすると、それを誰かのせいにしようとする人間が必ずいます。私もほとんど交流の無かった遠い親戚から、お前が悪いと言われて、立ち直れないくらい傷つきました。

ですが、自殺であっても一般的な病死であっても、亡くなるかどうかは結局は運命であり偶然の産物であるという事です。何かできなかったのか?というような自分を責める感情に意識を向けないでください。

まなさん、あなたは絶対に悪くありません。そこだけは僕は、声を大にして言いたいです。
2014/07/06(日) 09:19 | URL | 塾長 #ZTGLyrdM[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2015/08/26(水) 10:43 | | #[ 編集]
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